【管釣り】 ガンメタ色の有効性

ryuu

2010年12月23日 18:38

普段何げに使っているスプーンの色ですが、
ふっ とした瞬間に不思議に思う時があります・・・









本来はスプーンに限った事ではなく、ルアー全体として考える事
かもしれませんが、魚も多くの種類がいるし、ルアーも種類が多く、
一つづつに着目している余裕は無いので、ここでは管釣りトラウトの
スプーン限定とします。


ガンメタ(ガンメタリック)を通常に考えるのであれば、
光り物に属している事になる訳ですから、放流後の赤金やオレ金が
スレてきた段階で登場する様な、高活性時の2番、3番バッター的
扱いかと思いきや、決してそうでもない。(それだけではない)

通常のローテーションにも普通に違和感無く使用する事が出来る、
光り物では若干特殊な存在と言えるかもしれません。







又、過去の経験で感じている事は、クリアウォーターでも、
ステインウォーターでも、マッディーウォーターでも有効である
という点です。

これが、不思議とよく釣れるんですよね。


陸上での目視では黒に近い為に、シルエットはハッキリ系に思えますが、
水の中では何故かメタリックの若干の反射が、水中に溶け込む作用があるのか、
逆に地味系に変貌させて見える気がしています。

これは、銀色にも同様に言える事ですが、光り物の中の地味系な位置づけ。
但し、日が差すと銀はやはりソフトながらキラキラ感が強まる点が、
ガンメタとの違いかと思います。







実際に魚からは、どう見えているのかは分らないので、明確な事は言えませんが、
水中にいる魚は、波などで水が動くと、水自体も光を反射する事から、前述の
様に溶け込んだかの様なガンメタに対する警戒心は、他の色に比べると若干
薄いのかもしれません。


又、光が届きにくい低層やローライトコンディションだと、
逆に黒色に近づきシルエットがクッキリして、
魚から見やすくなるのではないでしょうか。


つまり、ガンメタ自体は黒に近いダーク系(地味系)であるが、
表層での警戒心を薄くするプレッシャーに強い特性を持つ反面、
低層/ローライトでのシルエットに訴えかける色であるという面を
併せ持つ特異な存在といえ、他の色にない有効性を感じます。


残念なのは、ガンメタを配したスプーンはそれ程多くは出ていない事ですかね。




似た様な特殊な色にコパーがありますが、こちらは金色に近く、
キラキラした存在感自体はワンランク抑えられてはいるものの、
その色自体は決してダーク系ではなく、色自体でも魚に訴えかける事が
出来るというガンメタとは違った特色を持っています。







ただし、ガンメタと似ている部分は過剰に輝きや色で
魚にプレッシャーを与えにくい色という点です。


両色とも決して爆釣出来る色とは言えませんが、
プレッシャーに強く、

確実に釣果に繋げる色であると言えます。



渓流や本流の大きなスプーンでコパーが多いのも、何か理由があるの
かもしれません。


自然界に溶け込み易い色なのか・・・
魚に警戒され難い何かがあるのか・・・


今後も検証しながら使用していきたいと思っていますが、
何かヒントや、独自のお考えをお持ちの方がいらっしゃいましたら、
教えていただけると釣りへの考え方が広がり嬉しいです。

















いや~色は奥が深い。。。
色を肴に一杯!とは言い過ぎですかね・・・




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